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よりぬき産婦人科トピックス

2024年5月14日公開

Interview“女性のかかりつけ医”として抵抗感少なく継続的に婦人科受診を促す取り組み

産婦人科医によるCSE:Comprehensive Sexuality Education 第1回

世界一人が行き交うスクランブル交差点横で
プレコンセプション期の性と健康を守る

近藤 一成先生

ジャスミンレディース
クリニック 渋谷
院長

本コンテンツは、OG SCOPE Vol.13 No.1 Interview(2023年6月発行)の記事を一部再編集しております。

CSE(包括的性教育)が国連によって提唱されてから10年以上が経ちますが、日本では周知の遅れや学校での踏み込んだ性教育が難しいなどの問題が指摘されています。今回のInterviewコーナーでは、産婦人科医の立場からCSEに取り組む医師を取材しました。
ジャスミンレディースクリニック 渋谷は、世界で最も人が多く行き交う交差点と呼ばれる東京都渋谷区・渋谷スクランブル交差点そばに位置し、患者さんの8割は20代以下の若い世代です。NTT東日本関東病院の産婦人科主任医長を経て、2021年4月、同クリニックの院長に就任した近藤一成先生は、それまで見てきた30〜40代の受診者が主体の待合室とは全く異なる風景に衝撃を受けたと話しました。

患者さんの8割が20代以下 「かわいい」Webサイトでハードルを下げる

当院を受診する患者さんの82%は29歳以下の患者さんです。診療時間は平日が11時から20時までとやや夜型で、土日祝日も10時から17時まで年中無休で開院しています(受付時間外:平日15~16時、土日祝日14~15時)。1日250人から多い時は300人ほどの患者さんが受診されます。特に平日18時以降は常に予約が埋まる状態であり、常勤医、非常勤医でシフトを組みながら最低でも2診は確保するようにしています。受診理由は、おりものや外陰部の異常など、いわゆるマイナートラブルが多く、そのほか月経不順や月経困難症、人工妊娠中絶で来院される方もいます。
当院の特徴はやはり、若い世代の患者さんが8割を占めることでしょう。渋谷駅徒歩1分という利便性のみならず、理事長の市村草先生が開業当初から、若い世代に届くように「ジャスミンちゃん」というキャラクターをつくって明るくポップな色使いのWebサイトを展開したり(図1)、治療費をあらかじめWebサイト上でオープンにして、24時間、365日ネット予約を可能にするなど、どうすれば受診のハードルを下げられるかを考えながら、随所で工夫をされてきた結果だと思います。
Webサイト上で展開している疾患の説明も、ありがちな「○○とは」ではなく、女性の日常生活の一コマを漫画化して伝えているので、読み物として楽しんでいる間に“自分ごと”としての病識が生まれ、市販薬での治療や受診をさりげなく促すつくりになっています。
また、当院はビル診療所なのでエレベーターの扉が開くと、若い女性がスマホを触りながら診療の順番を待っている光景がすぐ目に入ります。受付や看護師も20〜30代の女性ですから、勇気を出して受診した若い患者さんにとっては、母親世代の白い目に曝されることもない、安心できる空間になっているのではないでしょうか。

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2024年5月作成(2024年6月25日一部改訂)

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