持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

ご利用の注意

・このサイトに掲載している情報は、弊社医療用医薬品を適正にご使用いただくためのものであり、広告を目的とするものではありません。

・日本国内の医療関係者(医師、薬剤師等)を対象としております。
 国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

・このサイトで提供している以外の弊社医療用医薬品の情報をお求めの方は、弊社MR、またはくすり相談窓口までお問い合わせください。

会員限定コンテンツのご利用について

会員の方

会員限定コンテンツのご利用には
medパスIDが必要となります。

会員登録されていない方

対象の職種をお選びください。
会員限定コンテンツ以外を
ご利用いただけます。

会員限定コンテンツのご利用には
medパスIDが必要となります。

新規会員登録はこちら

※外部サイトへ移動します
medパスのご紹介はこちら

医療関係者ではない方(コーポレートサイトへ

持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

ご利用の注意

・このサイトに掲載している情報は、弊社医療用医薬品を適正にご使用いただくためのものであり、広告を目的とするものではありません。

・日本国内の医療関係者(医師、薬剤師等)を対象としております。
 国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

・このサイトで提供している以外の弊社医療用医薬品の情報をお求めの方は、弊社MR、またはくすり相談窓口までお問い合わせください。

対象の職種をお選びください。

医療関係者ではない方(コーポレートサイトへ

このコンテンツは役に立ちましたでしょうか?

ご回答いただき
ありがとうございます

引き続き、持田製薬医療関係者向け
サイトをご利用ください

2025年05月27日公開

老年科医の視点から

老年科医

Summary

  • 高齢者の慢性便秘症はサルコペニア—フレイルの悪循環につながるおそれがある
  • Multimorbidityやポリファーマシーの観点から、高齢者では慢性便秘症の原因となりうる基礎疾患や薬剤に注意すべきである
  • 慢性便秘症によく用いられる酸化マグネシウムは、高齢者の場合、腎機能低下による高マグネシウム血症に注意が必要である
  • 高齢者に対しては、薬物動態の加齢変化を配慮した薬物療法が重要である
  • 排便困難型の高齢者では糞便塞栓に注意が必要である
  • 高齢者に対しては、排便環境の整備に関する患者指導や便の硬さや形状について問診で聴取することが重要である

はじめに

慢性便秘症はこれまで、“日常生活に様々な支障をきたすものの、生命に関わる疾患ではない”と考えられていましたが、近年はその認識が大きく変わりました。

大規模なコホート研究において、慢性便秘症は生存率を低下させる可能1)や、心血管疾患の発症・死亡リスク上昇に関与している可能2,3)が示され、慢性便秘症では排便時のいきみによる急激な血圧変動が循環器系に負荷をかけるのではないか、と考えられるようになりました。さらに、10年以上前からの便秘症状がパーキンソン病の予測因子であったとの報告4)慢性便秘症が慢性腎臓病の発症リスク上昇に関与していたとの報告もありま5)こうしたエビデンスから、慢性便秘症はリスク因子として重要視されるようになりました。

続きは会員限定です。
以下よりログインまたは新規登録を
してください。