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作者:トーマス・ローランドソン(1756-1827年)|制作:不明

  • 出典:

    William Combe 『The English dance of death Vol.Ⅱ』(1816年)
    |(ウィリアム・クーム『イギリスの「死の舞踏」』 第2巻)

提供:Florilegius/アフロ

※本コンテンツ内の画像の転載・複製・改変等はご遠慮ください。
本コンテンツ内での転載に限り、許諾を得て掲載しております。

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作者:トーマス・ローランドソン(1756-1827年)
制作:不明

  • 出典:

    William Combe 『The English dance of death Vol.Ⅱ』(1816年)|(ウィリアム・クーム『イギリスの「死の舞踏」』 第2巻)

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監修コメント

1810年代にロンドンで刊行された『The English dance of death(イギリスの「死の舞踏」)』(全2巻)に出てくる挿絵のひとつで、描いたのはNo.05でも紹介したトーマス・ローランドソンです。
「死の舞踏」とは、西洋の伝統的な画題。広く流布するようになった背景には、14世紀に多くの人命を奪ったペストのパンデミックがあるといわれています。かつてその図像は、骸骨があらゆる身分の老若男女を墓場へ導くという内容でしたが、やがてドイツの画家ホルバインが大胆なアレンジを加えて発表した木版画に影響を受け、16世紀以降は日常の様々な場に骸骨が登場するというスタイルが普及しました。この作品はその一例で、加えて18世紀のイギリスの社会状況や風俗も反映されています。痛風を患った「Toastmaster」つまり「乾杯の音頭をとる人」のグラスには、骸骨がパンチ酒を注いでいます。不吉な状況を描いているにもかかわらず、どこかコミカルな雰囲気にまとめ上げている様子からは、この画家の幅広い表現力が窺えます。

監修プロフィール:山内 舞子

1979年埼玉県生まれ。京都大学大学院文学研究科美学美術史学専修修士課程、国立西洋美術館インターンシッププログラム修了。神奈川県立近代美術館等の勤務を経て、現在は美術に関する執筆・企画・レクチャー等を行う。福井大学非常勤講師、千葉商科大学非常勤講師、美術評論家連盟会員。近年の書籍監修に『教養として知っておきたい 名画BEST100』(永岡書店、2021)。

2024年3月作成

17484-1 B3 GT