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ディナゲスト Pick Up

2019年07月16日公開

産婦人科とともに歩んだ100年
HISTORY
  • 1932

    国内初の性ホルモン、天然卵胞ホルモン製剤ペラニン発売

  • 1935

    男性ホルモン剤テスチノン発売

  • 1952

    複合天然女性機能ホルモンエストロパン発売

  • 1954

    持続性卵胞ホルモン製剤ペラニンデポー発売

  • 1956

    黄体ホルモン製剤プロゲホルモン発売

  • 1962

    持続性卵胞ホルモン製剤エストリールデポー発売

  • 1964

    国産初の免疫学的妊娠診断薬ゴナビス発売
    炎症緩解用酵素製剤キモタブ発売

  • 1970

    妊娠診断用試薬ゴナビスライド発売

  • 1973

    性腺刺激ホルモンHCGモチダ発売

  • 1976

    持続性黄体ホルモン剤プロゲデポー発売

  • 1980

    抗真菌剤フロリード腟坐剤発売
    男性・卵胞ホルモン混合製剤ダイホルモンデポー発売

  • 1986

    自律神経調整剤グランダキシン発売
    尿中微量エストロゲン測定試薬ハイエストロテックスライド発売

  • 1991

    乳癌診断補助試薬マンモテック発売

  • 2001

    妊娠診断補助試薬ゴナスティック25発売

  • 2002

    国内初のGnRH誘導体ペプチドスプレキュア®発売

  • 2007

    国内初の尖圭コンジローマ治療薬ベセルナ発売

  • 2008

    子宮内膜症治療剤ディナゲスト発売
    経皮吸収エストラジオール製剤ディビゲル®発売

  • 2010

    血液凝固阻止剤ヘパリンカルシウム発売

  • 2011

    選択的セロトニン再取り込み阻害剤レクサプロ®発売

  • 2015

    月経困難症治療剤フリウェル®LD発売

  • 2018

    胆汁酸トランスポーター阻害剤グーフィス®発売
    慢性便秘症治療剤モビコール®発売
    月経困難症治療剤フリウェル®ULD発売

創業者が目指したホルモン剤の開発と産婦人科への貢献

1913年に持田良吉が創業して以来、持田製薬が一貫して目指したのは、ホルモン剤を中心とする産婦人科領域製品の開発でした。1932年発売の国内初の天然卵胞ホルモン製剤「ペラニン」を出発点に、1950年代以降の合成ホルモンの持効性注射剤(デポ剤)を経て、現在までに分娩誘発剤、子宮収縮止血剤、女性器感染症治療剤、更年期障害治療剤、子宮内膜症治療剤、月経困難症治療剤、妊娠・乳癌の診断薬、経口避妊薬など数多くの産婦人科領域製品を発売し、長年にわたって産婦人科医のニーズに応えてきました。
創業者の意思は100年経った今でも受け継がれており、持田製薬は産婦人科領域のスペシャリティファーマであることを基本姿勢としています。

流行にとらわれない高品質の医薬品開発-ディナゲスト

2008年、持田製薬が経口子宮内膜症治療剤として世界に先駆け日本で発売した薬剤がディナゲストです。成分であるジエノゲストは、ドイツで開発されたプロゲステロン誘導体で、海外では1980年代から経口避妊薬の配合剤として販売されていました。本薬は経口吸収性に優れin vivo効果は高いものの、in vitro活性は天然プロゲステロンの約1/10と弱いため、現在の主流であるin vitro測定系でのスクリーニングであれば見逃されていたものです。
このジエノゲストの子宮内膜症治療剤としての可能性に着目し、日本に導入して開発を進めたのが持田製薬です。当時、ゴナドトロピン放出ホルモン刺激剤(GnRHa製剤)が主流となるなか、古いタイプのプロゲステロン製剤の開発に挑むことは大きな賭けでした。しかし、基礎・臨床試験が進むなかで、経口薬でGnRHa製剤に匹敵する効果があり、長期投与も可能であるなど薬剤として特性が明らかとなり、産婦人科領域の期待の新薬として発売することができました。

東日本大震災時に最優先したディナゲストの製造

2011年の東日本大震災により、栃木県大田原市にある持田製薬工場本社工場も被災し、通常通りの稼働は困難となりました。多くの製品が製造できない状況のなかで、持田製薬が最優先したのはディナゲストの製造でした。欠品を出さないための緊急措置として、生産の一部を外部委託するとともに、包装も生産ラインがストップしたPTP包装を、一時的にバラ包装(写真)に変更しました。
こうした対応により、最低限の必要量は確保することができ、医療機関や患者様に大きな迷惑をかけずにすみました。

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