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ディナゲスト Clinical Study国内後期第相試験(用量反応試験:検証的試験)(子宮腺筋症)

国内後期第相試験には一部承認外の用量が含まれますが、承認時評価資料のため紹介します。

試験の概要「国内後期第相試験(用量反応試験:検証的試験)(子宮腺筋症)1、2)

  • 1)持田製薬社内資料 : 子宮腺筋症患者を対象とした後期第相試験(2016年12月2日承認、CTD 5.3.5.1.2)〔承認時評価資料〕
  • 2)大須賀 穣 他 : 薬理と治療. 2017;45(6):907-920
    [利益相反]本研究は持田製薬株式会社の支援により行われた。著者のうち1名は持田製薬株式会社から業務委託費、
    奨学寄附金及び講演料の支払いを受けている。著者のうち2名は持田製薬株式会社の社員である。
  • 「禁忌を含む使用上の注意」等は添付文書をご参照ください。

試験デザイン

ランダム化二重盲検多施設共同プラセボ対照並行群間比較試験

目的

子宮腺筋症に伴う疼痛の改善に対するジエノゲスト1、2mg/日の有効性及び安全性について、臨床推奨用量を検討した。

対象

子宮腺筋症患者158例※1

-
登録基準(以下をすべて満たす場合)※2
  • 経腟超音波断層法及び16週以内のMRIにより子宮腺筋症と診断された患者
  • 同意取得日からVisit2(試験開始時から2週前を目安とした来院日)までの月経周期において、子宮腺筋症に起因すると考えられる疼痛(下腹痛又は腰痛)が疼痛スコアで3点以上の患者
    疼痛スコア
  • 同意取得時の年齢が満20歳以上の患者
  • 月経周期日数が38日以内の患者
  • 本治験への参加を文書により同意した患者
  • ※1:子宮内膜症もしくは子宮筋腫を合併する症例は除外した。
  • ※2:「子宮体部の最大径が10cm(新生児頭大)以上又は子宮筋層最大厚4cm以上の患者」及び「ヘモグロビン値8.0g/dL未満の患者」を除外し、「ヘモグロビン値8.0g/dL以上11.0g/dL未満の患者」は本剤投与前に貧血に対する治療を実施し、ヘモグロビン値11.0g/dL以上に改善した症例のみを登録した。
1mg/日群 54例(有効性解析対象:54例、安全性解析対象:54例)
2mg/日群 51例(有効性解析対象:51例、安全性解析対象:51例)
プラセボ群 53例(有効性解析対象:53例、安全性解析対象:53例)

投与方法

1mg/日群 ジエノゲスト1mg/日を1日2回に分け16週間経口投与。
2mg/日群 ジエノゲスト2mg/日を1日2回に分け16週間経口投与。
プラセボ群 プラセボを1日2回に分け16週間経口投与。

なお、各群とも月経周期2~5日目より投与を開始した。

評価項目

(1)有効性

  • 1)疼痛スコア変化量(投与16週時)〔主要評価項目〕
    子宮腺筋症に起因すると考えられる最も重い疼痛の程度及びその疼痛時における鎮痛剤の使用状況をそれぞれ0~3点でスコア化して合計し(0~6点)、投与前のスコア合計から投与16週時[中止時を含む]の変化量を評価した。疼痛スコアについてはこちらをご参照ください。
  • 2)治験薬投与期最終2周期の疼痛スコア変化量(治験薬投与期最終2周期の疼痛スコア変化量は、投与12週及び投与16週のうち、より程度の重い疼痛スコアから投与前の疼痛スコアをひいたもの)、疼痛スコア変化量(4週、8週、12週)、疼痛スコア改善率(4週、8週、12週、16週の疼痛スコアが投与前のスコアから−2以上改善した患者の割合)、疼痛スコア完全消失率(疼痛スコアが投与16週時に0となった患者の割合)、1日当たりの疼痛スコア(治験薬投与期の疼痛の程度と鎮痛剤の使用日数の総和を投与開始時月経終了日の翌日から投与終了日までで割った値)、VAS変化量(4週、8週、12週、16週)、子宮サイズの縮小率と縮小度、子宮筋層最大厚の減少率と減少度、子宮腺筋症病巣サイズの縮小率と縮小度〔いずれも副次評価項目〕
  • 3)疼痛スコアの構成要素:疼痛の程度のスコア〔その他の評価項目〕
    0~3点(0:なし~3:重度)でスコア化して、投与前からの変化量を評価した。疼痛の程度を含む疼痛スコアについてはこちらをご参照ください。
  • 4)疼痛スコアの構成要素:鎮痛剤の使用状況のスコア〔その他の評価項目〕
    0~3点(0:なし~3:重度)でスコア化して、投与前からの変化量を評価した。鎮痛剤の使用状況を含む疼痛スコアについてはこちらをご参照ください。

(2)安全性

  • 1)有害事象発現率〔主要評価項目〕
  • 2)副作用発現率〔副次評価項目〕

解析計画

(1)有効性

  • 1)疼痛スコア変化量
    重回帰分析(説明変数:投与量、投与前値)を用いた傾向性検定を行い、プラセボ群、1、2mg/日群の用量反応関係を検証した。用量反応関係が検証された場合に限り、疼痛スコア変化量について共分散分析(投与前の疼痛スコアを共変量とした)を行い投与群間の対比較を行った。2mg/日群のプラセボ群に対する優越性(p<0.05)が検証された場合に限り、1mg/日群のプラセボ群に対する比較を行った。
  • 2)疼痛の程度のスコア及び鎮痛剤の使用状況のスコア
    投与4週、8週、12週、16週の各群の変化量の平均値を算出した。

(2)安全性

有害事象及び副作用について、投与開始日以降の発現率を算出した。

  • 6. 用法及び用量
    通常、成人にはジエノゲストとして1日2mgを2回に分け、月経周期2~5日目より経口投与する。