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- Clinical Study:国内第Ⅲ相長期投与試験 血漿中EPA濃度、EPA/AA比変化および達成率
Clinical Study国内第Ⅲ相長期投与試験
血漿中EPA濃度、EPA/AA比変化および達成率
その他の評価項目血漿中EPA濃度、EPA/AA比
投与開始時および投与52週後または投与終了時(LOCF)における血漿中EPA濃度(安全性解析対象集団)
投与開始時および投与52週後または投与終了時(LOCF)における血漿中EPA/AA比(安全性解析対象集団)
- ※ 投与終了時:n=60
その他の評価項目血漿中EPA/AA比1.0以上の達成率
投与52週後または投与終了時(LOCF)における血漿中EPA/AA比1.0以上の達成率(FAS)
参考:EPA/AA比とは
EPA/AA比は、血中のEPAとアラキドン酸(AA)の比率を表す。EPAは「抗炎症作用」、「血小板凝集抑制作用」を有する一方、AAは「炎症誘発作用」、「血小板凝集促進作用」といったEPAと相反する作用を有するとされている1)。経皮的冠動脈インターベンション(PCI)施行患者において、EPA/AA比が高いとPCI後のイベントが減少するという疫学研究の結果も報告されており2)、本邦の急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)には、「EPA/AA比はバイオマーカーとしても注目されている」ことが記載されている3)。
- 1) Nelson JR, et al:Postgrad Med. 2019;131:268-277†
- 2) Domei T, et al:Circ J. 2012;76:423-429
- 3) 日本循環器学会. 急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版):p93-94 [https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2018_kimura.pdf] (2022年6月閲覧)
- † [利益相反]本論文はAmarin Pharma Incの資金提供を受けた。本論文の執筆においてPeloton Advantage LLC(現OPEN Health company)の支援を受け、Amarin Pharma Incの資金提供を受けた。