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Clinical StudyCORE Ⅰ・Ⅱ試験併合解析 (海外第相試験併合解析)
海外データ

安全性①

安全性評価項目有害事象〔併合安全性解析対象集団〕

併合安全性解析対象集団1,020例における有害事象の発現率は、コレチメント6mg/日群60.6%(154/254例)、コレチメント®9mg/日群56.5%(144/255例)、プラセボ群53.5%(138/258例)、参照群①(pH依存型メサラジン放出調節製剤2400mg/日)63.0%(80/127例)、参照群②〔ブデソニド腸溶性顆粒充填カプセル9mg/日(潰瘍性大腸炎治療剤としては本邦適応外)〕注)54.8%(69/126例)で、主なものは潰瘍性大腸炎〔各群16.5%(42/254例)、13.3%(34/255例)、14.0%(36/258例)、10.2%(13/127例)、12.7%(16/126例)〕、頭痛〔各群14.6%(37/254例)、11.4%(29/255例)、10.5%(27/258例)、9.4%(12/127例)、7.1%(9/126例)〕でした。なお、副作用の発現率は、コレチメント6mg/日群24.8%(63/254例)、コレチメント®9mg/日群27.1%(69/255例)、プラセボ群25.2%(65/258例)、参照群①24.4%(31/127例)、参照群②23.0%(29/126例)で、主なものは潰瘍性大腸炎〔各群6.7%(17/254例)、5.5%(14/255例)、7.8%(20/258例)、4.7%(6/127例)、5.6%(7/126例)〕でした。重篤な有害事象は、コレチメント6mg/日群5例、コレチメント®9mg/日群7例、プラセボ群8例、参照群①4例、参照群②1例に認められ、主なものは潰瘍性大腸炎(各群2例、4例、4例、1例、1例)、治療不成功(各群0例、2例、0例、0例、0例)でした。投与中止に至った有害事象は、コレチメント6mg/日群48例、コレチメント®9mg/日群39例、プラセボ群43例、参照群①14例、参照群②22例に認められ、主なものは潰瘍性大腸炎(各群40例、29例、31例、10例、15例)、治療不成功(各群3例、3例、2例、0例、3例)でした。本併合解析において、死亡は認められませんでした。

副作用(いずれかの群で発現率2%以上)〔併合安全性解析対象集団〕

  • MedDRA/J Version 23.0
  • 例数(%)
  • 参照①:pH依存型メサラジン放出調節製剤2400mg/日
  • 参照②:ブデソニド腸溶性顆粒充填カプセル9mg/日(本邦適応外)注)
  • 社内資料:海外第相試験併合解析(2023年6月26日承認、CTD 2.7.3、2.7.4) 〈承認時評価資料〉

●コレチメント®の【4. 効能又は効果】活動期潰瘍性大腸炎(重症を除く)
【6. 用法及び用量】通常、成人にはブデソニドとして9mgを1日1回朝経口投与する。

【8. 重要な基本的注意】(抜粋)
8.1.1 本剤を長期間投与した場合に、全身性の副作用があらわれる可能性があるため、漫然と投与しないこと。[7. 参照]
●pH依存型メサラジン放出調節製剤の【6. 用法及び用量】
通常、成人にはメサラジンとして1日2,400mgを3回に分けて食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて1日1回2,400mg食後経口投与とすることができる。活動期には、1日3,600mgを3回に分けて食後経口投与する。
なお、患者の状態により適宜減量する。

注)ブデソニド腸溶性顆粒充填カプセルは、潰瘍性大腸炎治療剤としては本邦適応外です。ブデソニド腸溶性顆粒充填カプセルの【効能又は効果】は下記の通りです。
 【4. 効能又は効果】軽症から中等症の活動期クローン病

2024年9月作成

17309-6/N4 B2 MDC