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ディナゲスト錠0.5mg Clinical Study国内第相用量探索試験(12週間投与)

「禁忌を含む使用上の注意」等は添付文書をご参照ください。
国内第相試験には一部承認外の用量が含まれますが、用量探索試験として実施されたため掲載します。

試験の概要「国内第相用量探索試験(12週間投与)」

持田製薬社内資料:第相試験-機能性月経困難症患者における有効性および安全性の検討-
(2020年1月23日承認、CTD2.7.6.1)〔承認時評価資料〕

試験デザイン

ランダム化二重盲検多施設共同プラセボ対照並行群間比較試験(参照薬群のみ非盲検)

目的

機能性月経困難症患者におけるジエノゲストの有効性及び安全性、臨床推奨用量を検討した。なおジエノゲストの臨床的位置づけの検討を目的として、参照薬群を設定する。

対象

月経困難症患者(投与例:235例)

  • 経腟超音波断層法検査及び内診により機能性月経困難症と診断された20歳以上の患者
    ※:これらの検査の実施が困難な場合は、経直腸超音波断層法検査及び直腸診をもって診断根拠とすることも可能とした。
  • 月経周期数が38日以内の患者
  • 機能性月経困難症に起因すると考えられる疼痛(下腹痛・腰痛)が月経困難症スコアで3点以上の患者

なお、重度及び中等度の貧血(ヘモグロビン値10.0g/dL未満)を有する患者、血栓症、塞栓症、脳血管障害もしくは冠動脈疾患またはその既往歴を有する患者、血栓性素因を有する患者は除外した。

月経困難症スコア

月経困難症スコア
  • Harada, T. et al.:Fertil. Steril. 2008;90(5):1583-1588

投与方法

  • プラセボ群(46例):プラセボを1日2回に分け、12週間経口投与。
  • 0.25mg×2/日群(46例):ジエノゲスト0.5mg/日を1日2回に分け、12週間経口投与。
  • 0.5mg×2/日群(47例):ジエノゲスト1mg/日を1日2回に分け、12週間経口投与。
  • 1mg×2/日群(49例):ジエノゲスト2mg/日を1日2回に分け、12週間経口投与。
  • 参照薬群(47例):ドロスピレノン・エチニルエストラジオール錠(ドロスピレノン3mg・エチニルエストラジオール0.02mgを含有)を1日1回24日間、その後プラセボを4日間経口投与し、28日を1周期として、3周期(84日)繰り返した。

なお、プラセボ群、0.25mg×2、0.5mg×2、1mg×2/日群は月経周期2~5日目より投与を開始し、参照薬群は月経周期1日目より投与を開始した。
( )内の例数は有効性及び安全性解析対象である。

評価項目

(1)有効性

〔主要評価項目〕
  • 月経困難症スコア変化量(投与12週時)
    機能性月経困難症に起因すると考えられる最も重い疼痛(下腹痛・腰痛)の程度及びその疼痛時における鎮痛剤の使用状況をそれぞれ0~3点でスコア化して合計し(0~6点)、投与12週時(または中止時)における投与前からの変化量を評価した。
〔副次評価項目〕
  • 月経困難症スコア変化量(投与4週、8週時)
  • 月経困難症スコアの完全消失率(投与12週時)
    投与12週時または投与中止時の月経困難症スコアが0となった患者の割合
  • VAS(Visual Analogue Scale)変化量(投与4週、8週、12週時)
    投与4週、8週、12週時または投与中止時に0mm(痛みなし)~100mm(今まで経験した最も強い痛み)として最も強い疼痛(下腹痛・腰痛)の程度を測定し、投与前からの変化量を評価した。
〔その他の評価項目〕
  • 疼痛の程度のスコア(月経困難症スコアの構成要素)変化量
  • 鎮痛剤の使用状況のスコア(月経困難症スコアの構成要素)変化量
  • 月経困難症スコアの改善率
    月経困難症スコアが2点以上改善した患者の割合
  • SF-36 QOLスコア

(2)安全性

〔主要評価項目〕
  • 有害事象発現率
〔副次評価項目〕
  • 副作用発現率
〔その他の評価項目〕
  • 性器出血の発現日数

解析計画

主要評価項目である月経困難症スコア変化量の主要な解析については、目的変数を月経困難症スコア変化量、説明変数を投与群、投与前の月経困難症スコアを共変量とした共分散分析モデルにて、プラセボ群を対照群としたDunnettの多重比較を行った。主要評価項目である月経困難症スコア変化量の副次的な解析として、共分散分析モデルにて、プラセボ群と参照薬群の比較を行った。副次評価項目のうち連続変数の評価項目については、投与前の測定値で調整した共分散分析モデルにより各群の調整済み平均及びその両側95%信頼区間を算出するとともに、投与前の測定値で調整した共分散分析により、プラセボ群と0.25mg×2、0.5mg×2、1mg×2/日群との対比較を行った。消失率等の2値データの評価項目については、各群における割合及びその両側95%信頼区間を算出するとともに、投与前の測定値で調整した一般関連統計量に基づくCMH検定にて、プラセボ群と0.25mg×2、0.5mg×2、1mg×2/日群との対比較を行った。

6. 用法及び用量
  • 通常、成人にはジエノゲストとして1日1mgを2回に分け、月経周期2~5日目より経口投与する。