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Clinical StudyCORE Ⅰ試験(海外第Ⅲ相試験) 海外データ
安全性
安全性評価項目有害事象〔安全性解析対象集団〕
安全性解析対象集団509例における有害事象の発現率は、コレチメント6mg/日群58.7%(74/126例)、コレチメント®9mg/日群57.5%(73/127例)、プラセボ群62.8%(81/129例)、参照群(pH依存型メサラジン放出調節製剤2400mg/日)63.0%(80/127例)で、主なものは潰瘍性大腸炎〔各群11.9%(15/126例)、11.0%(14/127例)、16.3%(21/129例)、10.2%(13/127例)〕、頭痛〔各群13.5%(17/126例)、6.3%(8/127例)、14.7%(19/129例)、9.4%(12/127例)〕でした。なお、副作用の発現率は、コレチメント6mg/日群27.8%(35/126例)、コレチメント®9mg/日群28.3%(36/127例)、プラセボ群26.4%(34/129例)、参照群24.4%(31/127例)で、主なものは潰瘍性大腸炎〔各群6.3%(8/126例)、5.5%(7/127例)、9.3%(12/129例)、4.7%(6/127例)〕、頭痛〔各群5.6%(7/126例)、3.1%(4/127例)、3.9%(5/129例)、3.1%(4/127例)〕でした。重篤な有害事象は、コレチメント6mg/日群2例、コレチメント®9mg/日群3例、プラセボ群3例、参照群4例に認められ、主なものは潰瘍性大腸炎(各群1例、3例、1例、1例)でした。投与中止に至った有害事象は、コレチメント6mg/日群18例、コレチメント®9mg/日群15例、プラセボ群24例、参照群14例に認められ、主なものは潰瘍性大腸炎(各群14例、10例、18例、10例)でした。本試験において、死亡は認められませんでした。
- 社内資料:海外第Ⅲ相試験(2023年6月26日承認、CTD 2.7.6.8) 〈承認時評価資料〉
- ●コレチメント®の【6. 用法及び用量】
- 通常、成人にはブデソニドとして9mgを1日1回朝経口投与する。
- ●pH依存型メサラジン放出調節製剤の【6. 用法及び用量】
- 通常、成人にはメサラジンとして1日2,400mgを3回に分けて食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて1日1回2,400mg食後経口投与とすることができる。活動期には、1日3,600mgを3回に分けて食後経口投与する。
なお、患者の状態により適宜減量する。
2024年9月作成
17309-6/N4 B2 MDC