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- Clinical Study:非がん性慢性疼痛(変形性膝関節症及び腰痛症に対する臨床効果) VAS24値の変化
Clinical Study非がん性慢性疼痛(変形性膝関節症及び腰痛症に対する臨床効果)
VAS24値の変化
副次評価項目
VAS24値の変化[サブグループ解析:対象疾患別]
非盲検期の全体のVAS24値は、非盲検開始時が66.45mm、二重盲検期開始時が38.09mmであり、その変化量は-28.36mmであった。また、二重盲検期のトラムセット®群のVAS24値は、二重盲検期開始時が30.33mm、最終評価時が29.66mmであり、その変化量は-0.67mmであった。一方、二重盲検期のプラセボ群のVAS24値は、二重盲検期開始時が31.18mm 、最終評価時が37.39mmであり、その変化量は6.21mmであった。変化量において両群間に統計学的な有意差がみられた(p=0.0161、共分散分析)。
[サブグループ解析:対象疾患別]
層別因子である対象疾患別に解析した結果として、非盲検期において、変形性膝関節症及び腰痛症患者のVAS24値は、それぞれ66.34mmから38.71mm(変化量:-27.63mm)及び66.54mmから37.64mm(変化量:-28.90mm)にいずれも有意に低下した(p<0.0001、対応のあるt検定)。
- ※1:前観察期終了前3日間の平均VAS24値
- ※2:非盲検期終了前3日間の平均VAS24値
- ※3:二重盲検期最終2日間の平均VAS24値