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- Clinical Study:非がん性慢性疼痛(変形性膝関節症及び腰痛症に対する臨床効果) 安全性
Clinical Study非がん性慢性疼痛(変形性膝関節症及び腰痛症に対する臨床効果)
安全性
非盲検期
安全性解析対象例277例中219例(79.1%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、悪心125例(45.1%)、傾眠77例(27.8%)、嘔吐76例(27.4%)等であった。重篤な副作用及び死亡例は認められなかった。主な投与中止に至った副作用は悪心24例(8.7%)、嘔吐22例(7.9%)等であった。
二重盲検期
トラムセット®群は94例中36例(38.3%)、プラセボ群は93例中25例(26.9%)に新たに副作用が認められた。主な副作用は、トラムセット®群ではγ-グルタミルトランスフェラーゼ増加9例(9.6%)、悪心及び血中尿素増加各5例(5.3%)、プラセボ群では下痢4例(4.3%)、悪心及びγ-グルタミルトランスフェラーゼ増加各3例(3.2%)等であった。トラムセット®群において重篤な副作用、死亡例は認められなかった。トラムセット®群で投与中止に至った副作用は不眠症、下痢、悪心及び嘔吐の各1例(1.1%)であった。