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Clinical Study高脂血症に対する効果(冠動脈疾患を有する脂質異常症患者)
試験の概要「高脂血症に対する効果(冠動脈疾患を有する脂質異常症患者)」
- Nishio R. et al. Atherosclerosis 2014 ; 234 : 114-119
「禁忌を含む注意事項等情報」等は電子添文をご参照ください。
試験デザイン
ランダム化オープンラベル群間比較試験
目的
脂質異常症患者におけるスタチン+EPA併用療法が血清脂質、EPA/AA比及び不安定プラークに及ぼす影響などを検討した。
対象
安定狭心症、あるいは急性冠症候群(ACS)により経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を施行した脂質異常症患者のうち、LDL-コレステロール値>100mg/dLで、かつ光干渉断層撮影(OCT)によってTCFA※が認められた30例
投与方法
ロスバスタチン+EPA併用群とロスバスタチン群の2群に分け(各15例)、ロスバスタチン+EPA併用群に高純度EPA製剤1,800mg/日を、また両群にロスバスタチン(LDL-コレステロール値が70mg/dL未満となるよう用量調節)を、それぞれ9ヵ月間投与した。
評価項目
- 有効性評価項目(治療開始時と治療9ヵ月後):血清脂質、OCTによるプラークの線維性被膜厚、脂質領域の円弧角度及び長さなど
- 安全性評価項目:PCI施行後18ヵ月間の死亡、心筋梗塞、ステント内再狭窄及び標的あるいは非標的プラークにおける血行再建術の有無
- その他の評価項目:EPA/AA比