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Information
製品特性
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1「高脂血症」と「閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善」の2つの効能・効果
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2動脈の弾力性保持(ウサギ)・血小板凝集抑制(ウサギ)・血清脂質低下(ラット)の3つの薬理作用を示す高純度EPA製剤
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3副作用:総症例15,081例中、665例(4.4%)
その主なものは、悪心(0.44%)、嘔吐(0.07%)、腹部不快感(0.32%)、下痢(0.31%)、便秘(0.08%)等の胃腸障害(1.55%)、発疹(0.22%)、瘙痒症(0.17%)等の皮膚障害(0.51%)、AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇(0.52%)、皮下出血(0.04%)、血尿(0.01%)、貧血(0.17%)等でした。
(用法・用量追加承認時までの臨床試験及び使用成績調査の集計)重大な副作用として肝機能障害、黄疸の発現が報告されています。
使用に際しては「使用上の注意」に十分ご留意ください。
進化をつづけるエパデール
エパデールはより飲みやすい剤形へと進化
グリーンランドや千葉県下でのエイコサペンタエン酸(EPA)の有用性が示唆された疫学調査1,2)が発表され、1990年6月に「閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛および冷感の改善」の効能・効果で、医療用医薬品「エパデール」として発売され、さらに1994年に「高脂血症」の効能が追加されました。
発売当初、エパデールの剤形は軟カプセル剤のみでしたが、1999年に飲みやすさを考慮した直径約4ミリのシームレスカプセル(エパデールS)が加わり、2004年にはエパデ―ルSの包装がスティック状の包装となりました※。
- ※1999年にはS300とS600の2規格が発売され、2004年にはS900の発売と合わせてスティック包装に変更された。
- 1)DyerbergJ et al. Lancet 1978;2:117-9
- 2)平井愛山 日本内科学会雑誌1985;74:13-20
発売から現在まで、多くの臨床試験結果を蓄積
1996年11月からは高純度EPA製剤「エパデール」の高脂血症に対する長期的な治療効果を検討した日本人対象の大規模臨床試験JELISが実施され、2007年よりLancet、Stroke、Atherosclerosis、Circulation Journal などの学術誌でさまざまな結果が発表されました。
また、これまでに国内外においてもEPAの疫学調査のエビデンスが数多く発表されています。