持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

ご利用の注意

・このサイトに掲載している情報は、弊社医療用医薬品を適正にご使用いただくためのものであり、広告を目的とするものではありません。

・日本国内の医療関係者(医師、薬剤師等)を対象としております。
 国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

・このサイトで提供している以外の弊社医療用医薬品の情報をお求めの方は、弊社MR、またはくすり相談窓口までお問い合わせください。

会員限定コンテンツのご利用について

会員の方

会員限定コンテンツのご利用には
medパスIDが必要となります。

会員登録されていない方

対象の職種をお選びください。
会員限定コンテンツ以外を
ご利用いただけます。

会員限定コンテンツのご利用には
medパスIDが必要となります。

新規会員登録はこちら

※外部サイトへ移動します
medパスのご紹介はこちら

医療関係者ではない方(コーポレートサイトへ

持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

ご利用の注意

・このサイトに掲載している情報は、弊社医療用医薬品を適正にご使用いただくためのものであり、広告を目的とするものではありません。

・日本国内の医療関係者(医師、薬剤師等)を対象としております。
 国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

・このサイトで提供している以外の弊社医療用医薬品の情報をお求めの方は、弊社MR、またはくすり相談窓口までお問い合わせください。

対象の職種をお選びください。

医療関係者ではない方(コーポレートサイトへ

トレプロスト®吸入液Clinical Study国内第/相試験(肺動脈性肺高血圧症)

試験の概要「国内第/相試験1,2)(肺動脈性肺高血圧症)」

  • 1)持田製薬社内資料:国内第/相試験(トレプロスト吸入液:2022年12月23日承認、CTD 2.7.6.8)<承認時評価資料>
  • 2)Kuwana M, et al.: Pulm Circ. 2023; 13(1): e12198[利益相反:本試験は持田製薬株式会社の支援及びUnited Therapeutics社の編集補助により実施し、本論文の著者のうち2名は持田製薬株式会社の社員である]

「禁忌を含む注意事項等情報」等は電子添文をご参照ください。

試験デザイン

多施設共同、非盲検、非対照試験

目的

PAH患者におけるトレプロスチニルの有効性、安全性及び薬物動態を検討した。

対象

  • 再改訂版肺高血圧症臨床分類第1群のうち、以下に該当する患者
    特発性肺動脈性肺高血圧症(IPAH)、遺伝性肺動脈性肺高血圧症(HPAH)、薬物・毒物誘発性肺動脈性肺高血圧症、結合組織病又はエイズウイルス感染症に伴う肺動脈性肺高血圧症
  • 18歳以上75歳以下の男女
  • 右心カテーテル検査の結果:安静時平均肺動脈圧≧25mmHg、肺動脈楔入圧≦15mmHg、肺血管抵抗≧5Wood単位(400dyn・sec/cm5
  • 6分間歩行距離≧200m

投与方法

トレプロスチニルを1日4回、1回1~9吸入(6~54μg)、52週間(患者が継続投与を希望する場合、トレプロスト吸入液の製造販売承認取得まで)TD-300ネブライザ※1を用いて吸入投与した。1回の吸入量は3吸入(18μg)から開始し、忍容性を確認しながら7日以上の間隔で1回3吸入ずつ漸増した。また、忍容性に問題があると判断した場合は1回の吸入量を減量することを可能とした。

  • ※1 2022年9月付で、TD-300からTD-300/Jに名称が変更されました。

以下の併用を許容した。

  • (1)エンドセリン受容体拮抗薬※2
  • (2)ホスホジエステラーゼ-5阻害薬※2
  • (3)可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬※2
  • (4)利尿薬※2
  • (5)長期酸素療法(在宅酸素療法)
  • (6)カルシウム拮抗薬※2
  • (7)免疫抑制剤(経口投与)※2
  • (8)副腎皮質ホルモン製剤(経口投与、静脈内投与、関節内投与、硬膜外投与)※2
  • ※2 肺動脈性肺高血圧症の効能又は効果を有さないものを含む。

評価項目

有効性に関する評価項目及びスケジュール

  • 安全性評価項目
    有害事象(副作用)、他

略語一覧

  • MLWHF:ミネソタ心不全質問票
  • NT-proBNP:ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント
  • PVRI:肺血管抵抗係数
  • PVR:肺血管抵抗
  • mean PAP:平均肺動脈圧
  • CO:心拍出量
  • CI:心係数
  • SVR:体血管抵抗
  • SVRI:体血管抵抗係数
  • PAWP:肺動脈楔入圧
  • mean RAP:平均右心房圧
  • SvO2混合静脈血酸素飽和度
  • IPAH:特発性肺動脈性肺高血圧症
  • HPAH:遺伝性肺動脈性肺高血圧症

解析計画

有効性の主要な解析対象集団はFASとした。
主要評価項目では、12週時におけるPVRIのベースラインからの変化率について要約統計量及び平均値の両側95%信頼区間を算出した。なお、PVRIの値は12週時における投与後15分又は30分の測定値のうち、より低い値を最良値として評価に用いた。
副次評価項目では、要約統計量及び平均値の両側95%信頼区間を算出した。血行動態パラメータにおけるPVR、mean PAP、SVR、SVRI、PAWP及びmean RAPは、各患者における測定値又は算出値のうち、より低い値を最良値として評価に用いた。CO、CI及びSvO2は、各患者における測定値又は算出値のうち、より高い値を最良値として評価に用いた。6分間歩行距離については、登録期の値をピーク時/トラフ時ともにベースラインとして用いた。
WHO機能分類については各評価時期の測定値を用いた。
以下に定義する臨床症状悪化までの時間に基づきKaplan-Meierプロットを作成し、また、イベント発現割合及びその両側95%信頼区間を算出した。

  • 死亡(原因は問わない)
  • 肺移植を必要とするPAHの悪化
  • PAHの悪化のための入院(検査、待機的手術、事故又は薬剤に関連した有害事象のための入院は該当しない)
  • PAHに対する治療の追加(以下の薬剤の「使用開始」又は「使用のための試験の中止」)
    • a. トレプロスト以外のプロスタサイクリン経路を標的とした薬剤
    • b. エンドセリン受容体拮抗薬
    • c. ホスホジエステラーゼ-5阻害薬
    • d. 可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬

安全性の解析対象集団(主要期、継続期I)として、当該期において治験薬を投与された患者、かつ当該期において安全性評価に関するデータがある患者と定めた。

患者背景

  • 例数(%)又は平均値±標準偏差

曝露状況

トレプロスチニルの投与期間

トレプロスチニルの1回の投与量が9吸入(54μg)であった患者における曝露状況

2024年9月作成

17050-6/N5 B2 GMJ