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トレプロスト®吸入液Clinical Study海外第相継続試験

承認外の用法及び用量が含まれますが、承認時評価資料のため紹介します。

試験の概要「海外第相継続試験1)

  • 1)持田製薬社内資料:海外第相継続試験(トレプロスト吸入液:2022年12月23日承認、CTD 2.7.6.7)<承認時評価資料>

「禁忌を含む注意事項等情報」等は電子添文をご参照ください。

試験デザイン

多施設共同、非盲検、非対照試験

目的

海外第相試験を完了した肺動脈性肺高血圧症(PAH)患者を対象に、トレプロスチニルを長期吸入投与したときの有効性及び安全性を検討した。

対象

  • 海外第相試験を完了した患者
  • 海外第相試験の選択基準及び除外基準を満たした患者(ボセンタン又はシルデナフィルの投与に関する基準は除く)
  • プロスタサイクリン経路を標的とした薬剤を除く、FDAが承認済みのPAHに対する治療薬を使用している患者

投与方法

トレプロスチニルを1日4回、1回3~12吸入(18μg~72μg)、トレプロスチニルの承認時までOptinebネブライザを用いて吸入投与とした(投与期間は、結果として平均2.3年、最長5.4年であった[海外第相試験におけるトレプロスチニルの投与期間を含む])。

評価項目

有効性に関する評価項目及びスケジュール

本試験はUnited Therapeutics社により実施され、下記評価時期にて解析が行われた。

  • ピーク時6分間歩行距離の変化量及びBorg呼吸困難スコアの変化量:6、12、18、24、36、48、60ヵ月時
  • NYHA心機能分類の変化:6、12、24、36、48、60ヵ月時
  • QOLスコアの変化量:6、12、24、36、48ヵ月時
  • 安全性評価項目
    有害事象、他

解析計画

有効性解析対象集団及び安全性解析対象集団は、本試験に組み入れられ、かつトレプロスチニルを1度でも投与された患者を含む集団とした。
ピーク時6分間歩行距離、Borg呼吸困難スコア、NYHA心機能分類及びQOLスコアについて、トレプロスチニル投与3ヵ月ごとのベースラインからの変化量(NYHA心機能分類は変化)を要約した。欠測値は補完しなかった。各評価時期における仮説に基づく正式な統計解析は行わなかった。
NYHA心機能分類について、試験終了時のベースラインからの変化を解析した。欠測値はLOCFで補完した。
以下に定義する臨床症状悪化までの時間に基づきKaplan-Meierプロットを作成し、イベント発現割合を算出した。

  • 死亡
  • PAHの悪化による治験中止
  • 承認済みPAH治療薬の新たな追加

試験参加期間中及び試験中止後15日以内における死亡例に基づき、生存時間に関するKaplan-Meierプロットを作成した。

患者背景

人口統計学的及び他の基準値の特性(有効性解析対象集団、ベースライン)

  • 例数(%)又は平均値±標準偏差
    海外第相試験においてトレプロスチニル群に割付けられた患者では、項目によらず海外第相試験のベースラインを海外第相継続試験でもベースラインとした。
    プラセボ群に割付けられた患者では、NYHA心機能分類及び6分間歩行距離について海外第相試験の12週時、その他の項目については海外第相試験のベースラインを、海外第相継続試験のベースラインとした。

曝露状況

曝露状況の分布

評価時期別の投与量の分布

5. 効能又は効果に関連する注意(抜粋)

  • 5.3 特発性肺動脈性肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は確立していない。

6. 用法及び用量

通常、成人には、1日4回ネブライザを用いて吸入投与する。1回3吸入(トレプロスチニルとして18μg)から投与を開始し、忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で、1回3吸入ずつ、最大9吸入(トレプロスチニルとして54μg)まで漸増する。3吸入の増量に対して忍容性に懸念がある場合は、増量幅を1又は2吸入としてもよい。忍容性がない場合は減量し、1回最小量は1吸入とすること。

7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)

  • 7.2 本剤の吸入にはTD-300/Jネブライザを使用すること。[14.1 参照]

2024年4月作成

17050-5/N4 B2 GMJ