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ディナゲスト Clinical Study国内第相長期投与試験〈52週間投与〉(子宮内膜症)

安全性

主要評価項目

副作用発現率

長期投与試験で副作用は135例中120例(88.9%)に認められた。主な副作用は、不正子宮出血(71.9%)、頭痛(18.5%)、便秘(10.4%)、悪心(9.6%)、ほてり、月経過多(各8.9%)、体重増加(8.1%)、浮動性めまい、乳房不快感、倦怠感、骨密度減少(各5.9%)、動悸、接触性皮膚炎(各5.2%)、下腹部痛、下痢、背部痛、疲労(各3.7%)、傾眠、腹部膨満、胃不快感、ざ瘡、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加(各3.0%)であった。
本試験において、死亡例を含む重篤な副作用は認められなかった。投与中止に至った副作用が7例(不正子宮出血2例、背部痛及び四肢痛、骨密度減少、便秘及び乳房不快感、糖鎖抗原125増加及び背部痛、耳鳴が各1例)認められた。

副次評価項目

骨密度

子宮内膜症患者に、ジエノゲスト2mg/日を1日2回に分け52週間投与したときの投与前に対する腰椎骨密度の変化率は、投与24週、52週で各々−1.560%(p=0.0001、t-検定)、−1.740%(p<0.0001、t-検定)と有意な減少がみられた。しかし、投与24週に対する投与52週の変化率は−0.178%(p=0.5895、t-検定)であった。

骨密度変化率の推移(長期投与試験)