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- Clinical Study:国内後期第Ⅱ相試験(用量反応試験:検証的試験)(子宮腺筋症) 安全性
Clinical Study国内後期第Ⅱ相試験(用量反応試験:検証的試験)(子宮腺筋症)
安全性
主要評価項目
有害事象発現率
有害事象の発現率は、1mg/日群、2mg/日群及びプラセボ群で、それぞれ100%(54/54例)、100%(51/51例)及び69.8%(37/53例)であった。主な有害事象は1mg/日群で不正子宮出血(94.4%)、鼻咽頭炎(20.4%)、貧血(7.4%)など、2mg/日群で不正子宮出血(96.1%)、鼻咽頭炎(23.5%)、頭痛(9.8%)、ほてり(7.8%)など、プラセボ群で不正子宮出血(26.4%)、鼻咽頭炎(18.9%)、頭痛(11.3%)などであった。
副次評価項目
副作用発現率
副作用の発現率は、1mg/日群、2mg/日群及びプラセボ群で、それぞれ98.1%(53/54例)、98.0%(50/51例)及び34.0%(18/53例)であった。主な副作用は1mg/日群で不正子宮出血(94.4%)、貧血(7.4%)、ほてり、倦怠感(各5.6%)など、2mg/日群で不正子宮出血(96.1%)、頭痛(7.8%)、ほてり、浮腫、血中ビリルビン増加(各5.9%)など、プラセボ群で不正子宮出血(24.5%)、頭痛(7.5%)、悪心(5.7%)などであった。
本試験において、死亡例を含む重篤な副作用は認められなかった。投与中止に至った副作用が、1mg/日群で2例(そう痒症及び脱毛症、頭痛)、2mg/日群で1例(抑うつ症状)認められ、プラセボ群では認められなかった。