持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

ご利用の注意

・このサイトに掲載している情報は、弊社医療用医薬品を適正にご使用いただくためのものであり、広告を目的とするものではありません。

・日本国内の医療関係者(医師、薬剤師等)を対象としております。
 国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

・このサイトで提供している以外の弊社医療用医薬品の情報をお求めの方は、弊社MR、またはくすり相談窓口までお問い合わせください。

会員限定コンテンツのご利用について

会員の方

会員限定コンテンツのご利用には
medパスIDが必要となります。

会員登録されていない方

対象の職種をお選びください。
会員限定コンテンツ以外を
ご利用いただけます。

会員限定コンテンツのご利用には
medパスIDが必要となります。

新規会員登録はこちら

※外部サイトへ移動します
medパスのご紹介はこちら

医療関係者ではない方(コーポレートサイトへ

持田製薬株式会社

医療関係者向けサイト

ご利用の注意

・このサイトに掲載している情報は、弊社医療用医薬品を適正にご使用いただくためのものであり、広告を目的とするものではありません。

・日本国内の医療関係者(医師、薬剤師等)を対象としております。
 国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。

・このサイトで提供している以外の弊社医療用医薬品の情報をお求めの方は、弊社MR、またはくすり相談窓口までお問い合わせください。

対象の職種をお選びください。

医療関係者ではない方(コーポレートサイトへ

エパデール Pick Up

エパデール投与が及ぼす血清脂質やEPA/AA比への影響 エパデール投与が及ぼす血清脂質やEPA/AA比への影響

「禁忌を含む注意事項等情報」等は電子添文をご参照ください。

2023年05月09日公開(2023年9月5日一部改訂)

第Ⅲ相一般臨床試験(5試験)の集計

持田製薬社内資料(高脂血症:第Ⅲ相一般臨床試験(5試験)の集計)[承認時評価資料]

試験概要

高脂血症に対するエパデールカプセル300の効果を検討するために行われた5つの一般臨床試験では、187例の高脂血症患者を対象とし、高純度 EPA製剤エパデールカプセル300を2,700mg/ 日、24〜52週間経口投与しました。

試験結果

総コレステロールとトリグリセライドの血清脂質改善度と変化率の推移

総コレステロールおよびトリグリセライドの血清脂質改善度(「改善」以上)はそれぞれ37%(51/137例)、54%(52/97例)でした。また、総コレステロールおよびトリグリセライドは全観察期間を通じて有意な低下を示しました。

EPA/AA比

EPA/AA比は全観察期間を通じて有意な上昇を示しました。

安全性

副作用発現頻度は6.4%でした。

JELIS(Japan EPA Lipid Intervention Study)

LANCET(2007)に掲載世界で初めて「高純度EPA製剤エパデール カプセル」の高脂血症に対する長期的な治療効果を検討した大規模臨床試験

Yokoyama M, et al. LANCET 2007 ; 369 : 1090-8
Itakura H, et al. J Atheroscler Thromb 2011 ; 18 : 99-107
Matsuzaki M, et al. Circ J. 2009 ; 73 : 1283-90
[3論文の利益相反]本研究は持田製薬株式会社の支援(研究費用、学会発表時の筆頭発表者旅費)により実施された。

試験概要

本試験は、総コレステロ-ル250mg/dL以上の日本人高脂血症患者18,645例を対象としました。高脂血症患者を対照群(スタチン単独)とエパデール群(エパデール併用)の2群に分け、約5年間追跡調査しました。

主解析結果

血清脂質の変化(その他の評価項目)

血清TG の変化率は、対照群-4%に対し、エパデール群-9%で、エパデール群において対照群と比較して有意に低下しました(p<0.0001、repeated-measures ANOVA)。

EPA/AA比(その他の評価項目)

EPA/AA比は、対照群で投与前0.60および投与後0.59であったのに対し、エパデール群で投与前0.63および投与後1.23でした。

冠動脈イベントの累積発症率(主要評価項目)参考情報

エパデール群は、冠動脈イベントの累積発症率が対照群と比べて有意に低く(p=0.011、log-rank検定)、発症リスクは19%低下しました(Cox比例ハザードモデル)。

安全性

JELISにおける有害事象の発現率は、対照群21.7%、エパデール群25.3%でした。

血漿中脂肪酸濃度測定症例サブグループ解析

血清脂質の変化(その他の評価項目)

血清TG値の変化量(平均値±標準偏差)は、対照群-31±138mg/dLに対し、エパデール群-37±124mg/dLであり、有意差が認められました(p<0.001、Mann-Whitney順位和検定)。

血漿中EPA/AA比と冠動脈イベントの関連
(主要評価項目)参考情報

血漿中EPA/AA比0.5、0.75、1.0をカットオフ値として2群に分類したところ、0.75以上、1.0以上の高値群は低値群と比べて冠動脈イベントの発症リスクが有意に低下しました(いずれもp<0.05、Cox比例ハザードモデル)。

二次予防症例サブグループ解析結果

二次予防症例における血清脂質の変化
(その他の評価項目)

血清TGの変化率は、全例での解析と登録時TGが150mg/dL以上例でのサブグループ解析において、対照群-6%および-21%、エパデール群で-11%および-27%であり、いずれの解析でもエパデール群において対照群と比較して有意に低下しました(それぞれp=0.003、0.006、Wilcoxon検定)。

EPA/AA比と冠動脈イベントリスクの関連
(主要評価項目のサブグループ解析)参考情報

血漿中EPA/AA比0.55、1.06をカットオフ値として3群に分類したところ、EPA/AA比0-0.55の低値群に比べて≧1.06の高値群では、心臓突然死または致死性および非致死性心筋梗塞発症の発症リスクが有意に低下しました(p=0.038、Cox比例ハザードモデル)。

TREAT-CAD(Tochigi Ryomo EPA/AA Trial in Coronary Artery Disease)試験

Abe S, et al. Hypertens Res 2018 ; 41 : 939-46
[利益相反]本試験の著者には、持田製薬株式会社より謝礼を受領している者が含まれる。

試験概要

本試験は、冠動脈疾患の疑いで冠動脈造影を受けた816例を対象に、ベースラインのEPA/AA比や高純度EPA製剤の投与の有無に応じて3群に分け、血清脂質のベースラインからの変化や冠動脈イベントに高純度EPA製剤が及ぼす影響を評価しました。
※全例、脂質異常症患者

試験結果

血清脂質の変化

EPAあり群の血清TGは、ベースライン118±106mg/dLに対し追跡終了時121±100mg/dLでした。EPAあり群のEPA/AA比は、ベースライン0.24±0.09に対し追跡終了時1.10±0.60でした。

EPAあり群の全死亡を予測する
EPA/AA比のカットオフ値参考情報

EPAあり群における冠動脈疾患患者の全死亡を予測するEPA/AA比のカットオフ値は1.23でした。

安全性

本試験では、安全性に関する検討はされませんでした。高純度EPA製剤の安全性情報は電子添文をご参照ください。

2023年9月作成

16894-2 N24/22 B1 GT

おすすめコンテンツはこちら