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- Clinical Study:第Ⅲ相プラセボ・パロキセチン対照二重盲検比較試験(用量反応非劣性試験)(うつ病・うつ状態) MADRS合計点の変化量
Clinical Study第Ⅲ相プラセボ・パロキセチン対照二重盲検比較試験(用量反応非劣性試験)(うつ病・うつ状態)
MADRS合計点の変化量
主要評価項目
MADRS合計点の変化量(8週時、LOCF†)
8週時におけるMADRS合計点の変化量(平均値±標準偏差)は、エスシタロプラム10mg群−13.7±10.0、エスシタロプラム20mg群−13.6±8.8、エスシタロプラム併合群−13.7±9.4、パロキセチン群−14.2±9.9、プラセボ群−10.7±9.5であり、エスシタロプラム併合群のプラセボに対する優越性が検証された(ANCOVA)。また、エスシタロプラム併合群のパロキセチン群との差の95%信頼区間の上限値(2.6)が非劣性限界値(3.2)を下回ったことから、エスシタロプラム併合群のパロキセチン群に対する非劣性*が検証された(ANCOVA)。
- ※1:平均値±標準偏差
- ※2:最小二乗平均
- ※3:ANCOVA(投与群を因子、ベースラインのMADRS合計点を共変量とした)
- ※4:最小二乗平均[両側95%信頼区間]
- †LOCF(Last Observational Carried Forward):投与終了時の値が得られていない症例について、最終観察時点での測定値で代用する方法
- *パロキセチンに対する非劣性の定義:MADRS合計点の変化量(8週時)におけるエスシタロプラム併合群のパロキセチン群との差の95%信頼区間の上限値が非劣性限界値3.2を下回ること。
エスシタロプラム併合群のMADRS合計点の変化量は、6週時、8週時においてプラセボ群と比較して有意であった(ANCOVA)。