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Clinical Study第Ⅱ相及び第Ⅲ相二重盲検試験の併合解析による患者背景別血清尿酸値低下作用(部分集団解析)
尿路結石の既往の有無別成績
[尿路結石の既往の有無別]投与終了時の血清尿酸値低下率
(FAS解析対象、部分集団解析、LOCF)
ドチヌラドによる尿路結石の既往の有無別の血清尿酸値低下率(平均値±標準偏差)は、下図のとおりで、プラセボ群では既往なしで-1.84±10.83%、既往ありで4.29±1.30%であり、それぞれ0.5mg群では23.27±9.53%、11.85±18.22%、1mg群では34.86±9.82%、34.69±8.46%、2mg群では44.32±12.15%、43.70±11.87%、4mg群では61.97±8.71%、63.65±7.22%であった。
【特定の背景を有する患者に関する注意】(一部抜粋)
9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 尿路結石を伴う患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。本剤の薬理作用から、尿中尿酸排泄量の増大により、尿路結石の症状を悪化させるおそれがある。
なお、臨床試験では、尿路結石を伴う患者への投与は行われていない。