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Clinical Study第Ⅲ相長期投与試験(社会不安障害)
安全性
副作用
観察期の副作用は、158例中91例(57.6%)に202件認められた。主な副作用は、傾眠39例(24.7%)、悪心30例(19.0%)、頭痛、倦怠感がいずれも8例(5.1%)等であった。投与12週までに発現した副作用は158例中83例(52.5%)、13~24週は141例中15例(10.6%)、25~36週は137例中8例(5.8%)、37~48週は133例中6例(4.5%)、49週以降は128例中4例(3.1%)であった。発現率10%以上であった副作用は、投与12週までは傾眠(21.5%)、悪心(18.4%)、13週以降はなかった。
後観察期の副作用は153例中11例(7.2%)に20件認められた。発現率2%以上であった副作用は、浮動性めまい8例(5.2%)、悪心6例(3.9%)、頭痛5例(3.3%)であった。
試験期間を通して、重篤な副作用は認められなかった。試験期間中に、投与中止に至った副作用は9例(5.7%)に16件認められた。その主なものは、傾眠(3例3件)および悪心(2例2件)であった。