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- 第7回 平均と中央値、どちらを使うべき?
獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科 教授浅井 隆
平均と中央値、どちらを使うべき?
学会発表のため、広汎子宮全摘術を受けた10名の患者において、術後に血中肝機能酵素AST(Aspartate transaminase)がどのぐらい上昇するかを調べました。結果は次の通りで、これらの値の平均と中央値を求めるとそれぞれ131IU/Lと41IU/Lとなりました。
術後のAST値の上昇の代表値として中央値の41IU/Lで示す方がよいと思います。
いやいや代表値は平均の131IU/Lで示すべきだよ。
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